黒山羊エンタティメントグループの業務日誌です。
イギリス及びアイルランドのファンタジー→神話的または超自然的要素が強い
アメリカンファンタジー→セックス&バイオレンス
ジャパニーズファンタジー→剣と魔法しかない
こんな感じだと思う。お国柄が出ているような気がせんでもないなぁ。ともあれジャパニーズファンタジーはもうなんだかなぁ、という気がする。ヒロイックファンタジーは手垢が付いているジャンル、意外と売れないジャンルとか言ってる人いるし。
手垢付いてるようにみえて意外と付いてないのがファンタジーなんだが。そもそも発想次第でどうにもなるんだよねぇ、このジャンル。ヒロイックの意味を正しく理解して無いと、というか日本人はファンタジーの意味をちゃんと理解しているのだろうか。私も正しく理解できているかはあやふやだが、これだけは言える。ファンタジー=幻想・空想、ではない。
ファンタジーの言葉の上での意味は確かに幻想や空想となるんだけども、ジャンルにおいてのファンタジーってのはちょいと違う。河田倫氏が言っていたのだが、ファンタジー=もう一つの自分の物語である、と。一理ある気がする。
というわけで、作家を目指そうかとも思い出した昨今。もっとも、作風の関係で慎重にやっていかないとデビュー出来ないわけなんだが。ねらい目はやっぱりラノベ関係かなと思う、ハヤカワとかは競争激しすぎるからね。
日本ホラー大賞なども狙ってみたいが、やはり作風の都合上狙いづらいというのが正直なところ。ラノベでも電撃やファンタジアは少し辛い気がするよ、狙えるとしたらMFか角川スニーカーじゃないかと思う。
この辺りは、ある意味前例があるからやりやすいのではないかと。もっとも、内容的に受け入れられるかは怪しいんですがね
また電車の事故に巻き込まれました。今日はどうしても遅刻できない用事があったのにも関わらずです。事故は私の都合になんて構ってくれない……予定よりも早くに復旧したので五分程度の遅刻で済みましたが。延着証明もあったし、何事も無く用事を済ませることが出来ましたよ。
それにしてもここのところよく電車の事故に巻き込まれるような気がします。運がついてないようですね、どうも。まぁいいや、とりあえず給料が入ったので本日は五冊の本を購入しました。以下、購入タイトル。
「家に棲むもの」著者:小林泰三
「とある魔術の禁書目録5」著者:鎌池和馬
「斬魔大聖デモンベイン ド・マリニーの時計」著者:古橋秀之
「永遠の戦士エルリック4 ストームブリンガー」著者:マイクル・ムアコック
「他人を見下す若者たち」著者:速水敏彦
以上の五冊です。ずっとエルリック読んでたら息抜きにラノベが読みたくなったので禁書目録購入。ついでにデモベの新刊が出てたので購入。禁書目録は愉しむ用に、デモベは批評用です。もうデモベに期待せん、先人に対する敬意が無いからね。まったく、何でラムジー・キャンベルに夜尿させるかなぁ……
さらに言えば、デモベ新刊のあとがきと解説を読んだのですが……おい鋼屋ジンよ、ちゃんと解説しなさいよ。あんたのそれはただの感想だっての! あんたの感想べつに聞きたくないんだけど! どうせなら荒俣先生や朝松先生にやってもらって欲しいところ……きっと、発想は面白いんだけどやりすぎ、って言いそうな気がする。
にしても日本人のファンタジー観ってのはホント指輪物語の影響が強いなと思う昨今。将来的には小説家になりたいんだけど、無理な気がする。だって絶対に売れないって思うもん。うん、時期が悪いわ、とりあえず今は。運良く出来たとしても、孤立無援の四面楚歌の中やらなきゃいけないような気がする。
あ、そういえば来月東京創元社から田中芳樹先生の銀河英雄伝説が刊行開始されるんですよ。こりゃ買いだと思うのは私だけかな?
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