黒山羊エンタティメントグループの業務日誌です。
夏休みの集中講義で学校に通ってる。二時限目から四時限目まであり、いつもどおり昼休みもある。
その昼休み中のこと。学校最寄のコンビニへ昼食を買いに行った。買ったのはパックコーヒーとジャムパンとメンチカツパンの計三品。
買った後はレシートいらないから捨てた。本を買うときは落丁・乱丁があったときのことを考えて残しておくんだけど、コンビニで飯買ったぐらいじゃ残さない。
レジの時にメンチカツパンを暖めてもらった。ソッチの方が美味しいしね。
んでもって教室に帰って、袋の中を見ると。一つ足りない。パックコーヒーとジャムパンは入っている。メンチカツパンが無い。
どうやら暖めてもらった後入れるの忘れられていた様子。俺も頭が回っていなかったから気づかなかった。
昼休みの時間は短い。慌ててコンビニへダッシュ!
そのとき俺は焦っていた。昼休みの時間が残り少ないことではない。バイト先で早食いのスキルを身に着けている、時間は機にならない。問題はそう……
レシートが無いのだ。
レシートが無い。つまり、俺がそのコンビニでパンを買った証が無い。証拠が無い。レシートは売買契約を行ったという証拠になるであろう、それが無いのだ。
つまり俺はそのレシートを持たないため、コンビニで契約を行ったということを立証できない。メンチカツパンはコンビニのレンジの中に残っている。
しかし俺がそれを買ったとどうして証明できよう。レシートが無ければ、俺は買ったはずのメンチカツパンを手に入れることが出来ないじゃないか!
と、本気で焦った。
でもね。
普通に考えてみようよ。店員さんだって気づいてるはずよ、どこで忘れたのかって普通に分かるよ。客が気づいて来たらさ、数分前に来た客の顔ぐらい覚えてるよ。
別にレシート無くたって問題ないよね……なんで俺、立証できないかもしれないとかって本気で焦ったんだよ……
あぁ、あれか。法学の人間だからか……
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