黒山羊エンタティメントグループの業務日誌です。
おいこらルリム!
「何ですか? いきなり大声出して」
お前が料理企画云々言うからだな、本当にやると思ってた人がいたじゃないか!
「ならやればいいじゃないですか」
簡単に言ってくれるじゃないの。だがな、俺は料理が出来ないんだ。そりゃ簡単なものだったら作れるが、上手いとはいえない、下手というレベルだ
「だったら部長の料理の腕を上達させるコーナーにすればいいじゃないですか。そうすれば部長はスキルアップ、そして私は美味しいものが食べられる。一石二鳥じゃないですか」
なぁ、ルリムよ……俺がやりたくない本当の理由、教えてやろうか?
「何です?」
金無いんだよ……食材、買うお金ないの……そんな予算、捻出できないの……OK?
「……マジですか?」
……マジですよ
「…………」
駄目だ、やっぱりプロシュートの兄貴はカッコいい……ジョジョの52巻と53巻は何度読んでも飽きないぜ……
「はいはい、いきなり何言い出すんですか。ジョジョ読んでる暇があるんなら、さっさとレポート書いちゃって下さいよ。仕事ならともかく、そのレポート学校のでしょ?」
……おい、ルリム。それでもプロシュートの兄貴はカッコいいじゃないか。ペッシも最高だぜ全く
「第五部なら、ブチャラティで決まりですよ。それよりも10tハンマー買ってくださいよ」
ブチャラティがカッコいいことには同意しよう。第五部の主人公はどうみてもジョルノではなくブチャラティだ。だがしかし、何故君に10tハンマーが必要なのかそれを教えてくれ。君には既に鉄パイプがあるだろう? 私は覚えている、昨年の12月23日のことだった。国旗を掲揚しようとしたその瞬間、君が私の後頭部を鉄パイプで殴った事を!
「だってあれは部長が軍国主義を賛美するようなことをやろうとしただけであって、私はその暴挙を止めるための正義に訴えただけなんですよ! 責められる覚えはありません!」
何を言うか! あれは日本国民としてだな――
「でも部長、アメリカ人の心にイギリス人の思考回路って自称してるでしょ? そんな人が日本国民云々って言えるとお思いですか?」
……い、いやそれはその言葉のあやというかですね、何ですかその……
「やれやれだぜ」
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