http://kuroyagikankou.blog.shinobi.jp/%E7%A4%BE%E5%86%85%E3%81%AE%E9%A2%A8%E6%99%AF/%E9%BB%92%E5%B1%B1%E7%BE%8A%E8%A6%B3%E5%85%89%E3%81%AF%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%82%82%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93黒山羊観光は今日も仕事をしていません
「部長大変です! シャドーテールズの設定が消えてますよ、もしかしてこれは噂のサイバーテロかもしれませんよ!?」
な、何だってぇぇぇぇぇ! さ、サイバーテロだとぉ!? ま、まさかアイツらか!? っていうかそれ消したの俺だよ。
「え? そうだったんですか? でもあれ消すと厄介なんじゃないんですか、結構設定多くありませんでした?」
多いけど、普通そういうのは出さないもんだよ。今まで出してたのは読者参加企画やってたからだしね、それが終わればもう必要ないよ。要望があればやるかもしれないけれど、まぁ無いだろうしね。一応リンク切ってあるだけだから、ファイルはまだ残ってるよ。
「えぇ~、それでもいると思うんだけどなぁ。ところで部長、デスクの上に置いてあるそのブックカバーの付いた本は何なんですか?」
待て! その本は既にキラークイーンが触れている!
「何言ってるんですか、大体キラークイーンって何なんです」
まぁ待ちなって、読むならこっちにしなさいよ。ダンセイニ幻想小説集は読んでないだろ。
「読んでないですけど、ハヤカワ文庫から出てるペガーナの神々で読みましたよ」
よく聞け、ダンセイニ幻想小説集は絶版だ。残念ながらここにあるのは初版ではないが、貴重である事に変わりは無い。そして古本には古本の味わいがあるってこと、お前なら分かるだろう?
「あぁ~、分かりますよ。確かに古本にしか無い味わいってありますよねぇ」
だろ?
「だが断る」
ってお前実はキラークイーン知ってるな!? あぁ、もう開いてやがるぅ!
「……」
あぁ、絶句しちゃってるよぉ……
「部長、この本借りていきますね♪」
え? あ、あぁいいけど……銃器使用マニュアルなんて読んでどうすんだろうね? あれ、ショッキングな写真載ってるからあんまり読ませたくなかったんだが……
PR