黒山羊エンタティメントグループの業務日誌です。
最近、サイエンスフィクションとファンタジーの境界線がいまいちよく分かりません。海外においてはそうでも無いのかもしれませんが、少なくとも日本においてこの両者の境界線ってのは非常に曖昧だと思う。
サイエンスフィクションかと思いきやファンタジー的な要素、ファンタジーかと思いきやサイエンスフィクション的な要素を含んでいる作品が近年多量に出現しているせいで、ほんと訳が分からんことになっています。
その多くはライトノベルなんですが。ラノベからわけのわからん造語が飛びかっとるので、私には分かりませんが。ただ、ファンタジーの定義を誤解している人は多くなってきているのかなぁ、という気がします。
ファンタジーの定義が何かと言われれば、長くなると思うので今は割愛。そのうち小説講座か雑記にでも書こうかと思います。
ただねぇ、某小説作法サイトでファンタジーの源流がトールキンだと言われているのはいまいち納得がいかん。確かに近代ファンタジーを発展させたのはトールキンだけど、そのトールキンの源流がどこか分かっているのだろうかと。
そもそもファンタジーの源流ってのは、各地に残る民話・神話の類で他はダンテやスウィフトなどが先達扱いですな。そうでなくとも、ダンセイニが根底にあったり、ヒロイックではハワードの影響がかなりあるのになぁ……と。
この辺りも断定できるというか、もっと語れるようになりたいんだが、法学の人間がそんなことやってていいのかという気もする。この辺りの話はどう考えても文学やってる人間の話で、法学のやつがやるもんじゃないし。趣味の範疇超えてるし。
これも血の成せる業かなと思うのですよ。うちの祖父から始まって、親父、そして私と何故か全員が法学の道を歩んでしかも小説大好きと来た。祖父と親父は歴史・時代小説が好きなんですが、何故かその息子は海外文学の道をひた走る(笑)
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