黒山羊エンタティメントグループの業務日誌です。
今日、弟(小学校三年生)を連れて映画を観に行ってました。開場時間までは間があり暇だったので、本屋に行き「好きなものを買ってやるよ」と言うと「ゲド戦記が欲しい」というので、奮発して全巻買ってやろうかと思いましたよ。
しかし、弟が欲しいといっているのはフィルムコミックスの方だったのでそんな願いは却下。代わりにH・G・ウェルズの「宇宙戦争」とE・A・ポオの小説集を買ってあげました。もちろん児童向けの文章が平易にされているやつです。
昔好きだった「くまのパディントン」を買ってやろうかとも思いましたが、後々ラヴクラフトやハワード、ライバーを読むような少年にしてあげたいのでポーとウェルズをチョイスしました。弟よ、私が願ったように育ってくれたまえ。
それはさておき、観に行った映画は「エラゴン」。ファンタジー映画ですね、正直言うと全く期待してなかったんですが、娯楽映画として間違いなく楽しめる一品。素晴らしいの一言に尽きますね。ただ、ファンタジー映画としては今一つというようなところ。
ファンタジーとしての質も確かに高いんだけど、「ロードオブザリング」を超えることは絶対に出来ないだろうというのが私の印象。話の規模が違いすぎるし、何より「エラゴン」自体が「指輪物語」の影響を顕著に受けているというのがよく分かる。まぁ、「指輪物語」というよりかはトールキンが凄すぎるだけなんだけども……
原作がどんな感じなのか気になったので今度読んでみようかな? 「エルリック」を一通り読み終えてからになるだろうから、当分先になるでしょうが。あ、そうそう「エラゴン」のパンフレットに中々面白いものが載ってましたよ。興味ある方はパンフレットだけ買ってみてもいいんじゃないでしょうか? 「ドラゴンスレイヤーからドラゴンライダーへ」というタイトルのエッセイなんですがね、興味深いことが書いてあるので。
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